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『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-その3。

by カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku

※このシリーズでは、『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-ドリーン・バーチュー 宇佐 和通[訳]の内容を、ゆっくりと分かち合って行こうというものです。公式さまから許可を得たわけではありませんが、いつものように私の想いつき買いたいけど買えない方、また知るきっかけのなかった方に触れあって頂ければと想い、始めました。もしよろしくなければお伝えください。


ルルドの泉とロレット大聖堂

子どもの頃の私は、大天使ガブリエルが聖母マリアにイエスの誕生を知らせる場面で有名な『ルカによる福音書』のクリスマスの物語をよく聞きました。聖母マリアが夫ジョセフと共にしたベツヘレムへの旅の話は大好きでした。この話は、世の中を変える救世主キリストの降誕で終わります。南フランスのルルドを訪れたときも、私は聖母マリアの愛を実感しました。担架に乗せられた病める人々が、次々と泉のほとりに連れて行かれます。泉は、祈りを捧げる多くの人々と、数えきれないキャンドルで囲まれています。泉のほとりまで行ったときには、天国そのものとつながった気がしました。そして、すべてを浄化する天使の滝を通りました。

その後、イタリアのロレット大聖堂を訪れる機会にも恵まれました。このとき私は、建物の中の空気を満たす愛を全身で感じ取り、涙が止まらなくなりました。ロレット大聖堂は、聖戦の間、聖母マリアが生まれて受胎告知を受けた場である聖家を破壊から守るために隠した場所です。天使が守りながら聖家をイタリアまで運んだという話もあります。ロレットに運ばれた後、聖家は再び組み立てられ、後の時代になってそれを取り囲むように教会が立てられました。

聖家の物語に関する歴史学的確証はありません。ただし、放射性炭素による年代測定法が行われ、イエスとその家族が生きてきた時代に聖地エルサレムから運ばれた可能性があるという結論が出されました。2000年にわたる人々の祈りが込められた建物は目の当たりにした私は、その神聖な美しさに圧倒され、涙を流さずにはいられなかったのです。


マリアの別名

聖母マリアは、天使の家である天国を監督する女性なので、“天使の女王”と呼ばれています。天使たちと共に暮らし、天使たちと共に事に当たる聖母マリアは、至高のアースエンジェルでもあります。また、深遠な天使体験をした人間のひとりとして聖書に記されています。

天使の女王という表現は、ベルナルディーノ修道女会の修道女が見せられたビジョンに由来しています。邪悪なものが世界に害をもたらすというビジョンの中、この修道女は、聖母マリアが大天使ミカエルを遣わして邪悪なものを打ちのめせるよう祈ってほしいと頼まれました。聖母マリアと天使たちが邪悪なものを見ているものを見ているのに「なぜ祈りが必要なのか」と彼女は尋ねました。すると聖母マリアは、神が自由意思を持たせて人間を創り出し、聖なる介入を望むときには人間が自ら祈らなければならないという事実を伝えました。

イエスや天使たちと同じく、マリアは無限の存在です。数え切れないほど多くの人々のすぐそばに、同時にいることができ、それぞれの人に対しその人だけの体験をもたらします。信仰する宗教に関係なく、すべての人が捧げる祈りを聞き入れ、答えを授けてくれます。

聖母マリアには、さまざまな名前や形容があります。教会評議会が作ったもの、敬虔な祈りの言葉から生まれたもの、そして聖母マリアの訪問を受けた人たちが感じたものなど、さまざまです。塔や王座、女性そして聖処女という言葉で形容されることも少なくありません。聖母マリアには、次のような名前があります。

奇(くす)しきバラ(Santa Maria della Rosa)

聖母マリアはバラの花、バラに関する神秘伝説、そして聖杯の系譜と深いゆかりがあります。この本でも触れていますが、聖母マリアの訪れを受けたり、癒しをもたらされたりする人は、バラの花の香りを感じることが多いようです。

グアダルーペの聖母

この呼び名は、メキシコシティーのグアダルーペ寺院に由来しています。聖母マリアはかつて、グアダルーペ寺院が建っている場所に姿を現しました。聖母マリアの姿が目撃されるという現象は、世界中で起きています。中でも、メキシコシティーのグアダルーペ寺院が最も有名な場所として知られています。

海の星(ラテン語ではStella Maris)

聖母マリアは、船乗りを守る存在とされています。多くの言語で海を表す単語に[mar]という文字列が用いられていますが、マリア(Mary)という名前はこれから派生したものです。


カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku
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