LOG IN

『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-その8。

by カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku

※このシリーズでは、『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-ドリーン・バーチュー 宇佐 和通[訳]の内容を、ゆっくりと分かち合って行こうというものです。公式さまから許可を得たわけではありませんが、いつものように私の想いつき買いたいけど買えない方、また知るきっかけのなかった方に触れあって頂ければと想い、始めました。もしよろしくなければお伝えください。


聖母マリアのビジョン

デイトン大学の専門家が指摘するように、聖母マリアのビジョンやアパリションを体験する人の数は増加の一途をたどっています。1917年、ポルトガルのファティマで3人の子どもたちが聖母マリアの姿を目の当たりにし、声を聞きました。このように、複数の人が同じ体験をする場合もあります。


子どもたちと分かち合った美しい光――チェリスの体験

チェリス・グレスキは、教師として働いています。彼女は、教え子と一緒にこの“グループ・ビジョン”を体験しました。

チェリスは、子どもの頃から聖母マリアを熱心に信仰していました。ロザリオを常に身に着けて暮らし、ベッドの脇には聖母マリアが描かれた美しいナイトライトを置いていました。16歳のときには、毎週土曜日にボランティアとして4年生の子どもたちにカトリック信仰について教えました。そんなチェリスは、聖母マリアや天使が学校で教えられる以上の存在であることを確信していました。でも、カリキュラムの内容はきっちりと決められていて、それに従う限りは、自分の感覚を追い求める余裕はなかったのです。

ある日チェリスは、人間が神を愛すべき理由について子どもたちに語っていました。子どもたちを立ち上がらせ、気持ちを込めて(彼女は頭上を指さしました)心から(心臓の上に手をやりました)そして体全体(子どもたちに深呼吸をさせました)で、魂と共に神を愛すれば、神の愛を物理的に感じ取れる事実を伝えようとしていました。

すると、生徒の間に美しい光が見え隠れし始めました。じっと見つめていると、光は見たこともないような美しい輝きを放ち、やがてそれが女性の姿を取り始めました。チェリスは光の源を探しました。何かが反射しているのかもしれません。光が見えるということは、論理的な理由があるはずです。しかし、何も見つかりません。光が形作る女性の美しさは、息を呑むほどでした。そして、チェリスは気づいたのです。聖母マリアにちがいない! その女性に微笑みかけられたチェリスの心は、大きく膨らみました。

チェリスは、たった今起きたことを話すため、子どもたちを座らせました。そして子どもたちが座ったとたん、ひとりの女の子が手を挙げ、

「あのきれいな女の人はどこに行っちゃったの?」

と、尋ねたのです。チェリスは、ビジョンを体験したのが自分だけではなかったことを知りました。神と聖母マリアに祈りのことばを捧げ、説明してくれるよう頼みましたが、答えはもたらされません。

ただし、子どもたちとこの体験を分かち合おうという気持ちになりました。そう感じるよう導かれた、といったほうが事実に近いでしょうか。その日の授業内容は、カリキュラムとはまったく関係ないものになりましたが、みんなの心が喜びで満たされることになりました。子どもたちは神を愛し、神から愛されることに夢中になりました。とても素晴らしい授業になったのです。

そして家に帰った子どもたちは、その日の体験を愛する人々や友だちと分かち合いました。それまでになかった方法で信念に喜びを感じることができたのです。

30年以上も前のこの体験について語るたび、チェリスは当時とまったく同じ思いにとらわれます。心と体に宿るエネルギーが体験を鮮やかによみがえらせ、彼女を愛で満たし、支えとなるのです。聖母マリアは、人生を通じてチェリスに力強い影響を与え続けています。愛情と支えが必要なとき、チェリスは30年前の、あの美しい瞬間に戻ることにしています。


子どもたちは、新しい体験を喜んで受け容れます。大人のように、聖なる存在とつながる上で大きな障害となる疑いを抱くことがないからです。子どもは、純粋に可能性だけを信じます。こうした姿勢が、私たちを取り巻く精神世界への気づきをもたらしてくれるのです。1980年代にオハイオ大学が行った調査では、幼い子どもたちは他の年齢層と比べ、予知体験をする確率が圧倒的に高いという結果が出ました。


カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku
OTHER SNAPS