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『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-その32。

by カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku

※このシリーズでは、『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-ドリーン・バーチュー 宇佐 和通[訳]の内容を、ゆっくりと分かち合って行こうというものです。公式さまから許可を得たわけではありませんが、いつものように私の想いつき買いたいけど買えない方、また知るきっかけのなかった方に触れあって頂ければと想い、始めました。もしよろしくなければお伝えください。


インナーチャイルドの癒し――ジェンの体験

ジェンには、ビジョンと聖母体験がそれぞれ数回ずつありました。思えば、ジェンが初めて存在を実感した天界の住人は、聖母マリアでした。

ある年の初秋の日、ジェンは直感を研ぎ澄まし、霊能力を増すための瞑想をしていました。とてもリラックスして、何でも受け入れられる状態にありました。やがて、小さな子どもの手を引いた背の高い人が現れました。ジェンには、この小さな子どもが自分の姿であることが分かっていました。

この体験は、ジェンが自分の中に宿している“内なる子”(インナーチャイルド)に対する癒やしが必要なときに訪れました。それを察した聖母マリアがやってきてくれて、癒しを手伝ってくれたのです。聖母マリアが発するエネルギーは純粋で、愛に満ちていました。ジェンは、その日の体験をまるで昨日のことのように覚えています。聖母マリアは、ジェンの先に立って教会の階段を下り、建物の外に出ると、そばに立っていた家族がジェンを取り囲みました。

聖母マリアがすぐそばに立っています。ジェンは深い愛情を感じ、自分であることに自信を持つことができました。瞑想を終えたジェンは、安らぎと強さで満たされていることに気づきました。聖母マリアが強力な癒しをもたらしてくれたのです。ジェンは、自分を愛してくれる聖母マリアに心から感謝しました。

こんなこともありました。ある朝ジェンは目を覚まして大急ぎで支度を整え、仕事に向かいました。でも、どこかしっくりきません。まるで何かが仕事に行くことを邪魔しているようでした。いつも田舎道を車で1時間以上かけて通勤していました。車の中の時間は、朝の祈りとその日を過ごすためのアファメーションに
充てていました。でも、この日は何かがちがっていたのです。彼女は車を道の脇に停め、気持ちを落ち着かせるための祈りを捧げ、いつもの強さと聖なる存在との絆を確認した後、再び車を走らせました。

その日の仕事は、何の問題もなく進みました。心配すべきこと、気にかけておくべきと思われる出来事も、特にありません。ジェンは、その日の朝なぜ車を停めて落ち着こうとしたのか、考え始めました。そして家に帰ってしばらくすると、親しくしている男性から電話があり、もう連絡しないでほしいと言われました。痛み多き言葉でしたが、彼女は動揺しませんでした。彼の言葉を聞き入れ、愛と祝福を込めて別れの言葉を告げました。

その日遅く、ジェンは少し眠ることにしました。そこで聖母マリアに祈りを捧げ、体を休める間一緒にいてくれるよう頼みました。ぐっすり眠って目が覚めたときには、繭のようになった愛のエネルギーに包まれているのを感じました。ジェンは、聖母マリアの愛の温かさを感じながら、そのままじっとしていました。しばらくして、ゆっくりと体を動かすと、エネルギーの繭が体から離れていくのがわかりました。

ジェンは眠っている間に癒やされたことを知っていました。そして、電話で聞いた言葉をより安らかな状態でかみしめることができたのです。究極的には、別れることが自分にとって最良の選択であることも理解できました。ジェンは、聖母マリアの腕の中で過ごす時間を持てたことに心から感謝しました。

瞑想中に聖母マリアの訪れを受けたこともあります。誘導されて行うタイプのビジュアライゼーションの中で体験したことですが、導かれている方向から外れたことがきっかけとなって、訪れを受けることができたのです。

瞑想の中、ジェンは木がたくさんある場所にいました。近くに井戸のようなものが見えます。自分がまだ小さな子どものように思え、下を見ると聖母マリアの膝の上に座っていることがわかりました。聖母マリアは、井戸の水でジェンが抱く深い悲しみを洗い流そうとしてくれていたのです。そして手にした小さな布のようなものを井戸の水で浸し、ジェンの心を洗い始めました。

聖母マリアは、ジェンと一緒に長い間座っていました。その間、ずっとジェンの心を洗い続けてくれたのです。ジェンは、自分の中で起きている純化と浄化を感じることができました。言葉にできない感覚です。姿を消す前、聖母マリアは、ジェンから多くの悲しみが消えたこと、そしてジェンが真の意味で愛されていることを告げました。

瞑想を終えたとき、ジェンは心で愛のシャワーを浴びたように感じたそうです。それまでのつらい時間がすべて洗い流されたようでした。その夜、ジェンは感謝を込め、聖母マリアに心から愛する気持ちを送り続けました。

ジェンが行ったのは、伝統的な儀式ではありません。それでも聖母マリアは、ただちにジェンに救いの手を差し伸べました。聖母マリアは、誰に対してもそうしてくれます。祈り方が決められているわけではないのです。伝統的な祈りの文言は、聖母マリアに触れるための聖なる道具です。でも、救いを求める気持ちに突き動かされ、心からあふれ出る言葉で祈るのなら、効果は何ら変わりません。心の奥底にある感情を打ち明けられる最高の親友、そして相談相手として、聖母マリアは信頼に足る存在です。私たちを評価することなく、無条件の愛を向けてくれるのです。


カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku
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