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『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-その34。

by カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku

※このシリーズでは、『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-ドリーン・バーチュー 宇佐 和通[訳]の内容を、ゆっくりと分かち合って行こうというものです。公式さまから許可を得たわけではありませんが、いつものように私の想いつき買いたいけど買えない方、また知るきっかけのなかった方に触れあって頂ければと想い、始めました。もしよろしくなければお伝えください。


ブルーの美しいスカーフ――ジャナの体験

今から3年ほど前、ジャナはストレスに満ち、感情的に不安定な時期を過ごしていました。問題を自分の中にためこむタイプだったので、ジャナは心に痛みを蓄積し続けてしまいました。それはまるで、いつ終わるとも知れない闘いでした。

愚かであるのはわかっていましたが、ジャナは離婚も考えました。表面上は何の問題もなく、何もかもうまくいっているように思えるのに、気持ちを抑え込むことはできません。ジャナは、与えられているものに感謝できない自分を責めました。夫との間に素晴らしい子どもをふたりも授かっています。自分の手で家庭を壊してしまったら、自分を許すことができなくなる・・・・、ジャナはそう思っていました。でも、どうしても心から幸せを実感することができません。また、娘は赤ちゃんだったので、独りになることを恐れる気持ちもありました。

ジャナは、それまでに何回かビジョンを体験していました。寝ているときに見るので、それで目が覚めます。難しい状態にあった時期、ジャナは二晩続けてビジョンを体験しました。めったにないことです。最初の夜は、目覚めると柔らかい感じの光が見えました。閉じられたベッドルームのドアを見上げると、表面に景色が映っていました。大きな木の輪郭が黒いシルエットとなって見え、その後ろを鮮やかなオレンジ色の夕日が沈んでいきました。景色はあっという間に消え、ジャナは再び眠りに落ちました。ジャナは、このビジョンの意味が今も分かりません。また、次の夜に見たビジョンとの関連性も感じられませんでした。

次の日の夜、ジャナは再び真夜中に目を覚ましました。部屋の中に人の気配があります。部屋の中を見回してみましたが、誰もいません。それを確かめて、眠ろうとしました。しかし、どうしても人の気配が気になります。しばらくすると、優しい感じの光が現れました。不思議なことに、目を閉じていても見えました。ゆっくりと両目を開けると、そこにきれいな女性の顔がありました。ビジョンや画像ではありません。ブルーの美しいスカーフを巻き、優しい微笑みを浮かべています。スカーフの端が、風にたなびくように揺れています。青と言いましたが、このスカーフはジャナが見たことがないようなもので、言い表すのが難しい色調でした。

美しい女性は何も言わないまま、メッセージも送ってきませんでしたが、この体験の後、ジャナの心は落ち着き、穏やかになりました。ジャナには、すべてがうまくいくこと、家族の問題が解決することがわかっていたのです。

この夜会った女性が誰なのかを知ったのは、しばらく経った頃でした。青いスカーフをかぶった聖母マリアの絵を見たジャナは、あの夜ベッドルームを訪れてくれたのが聖母マリアだったことに気づいたのです。

そして今、家族の問題で頭を悩ませ、忍耐が必要になるたび、ジャナは聖母マリアの助けを求めることにしています。聖母マリアの姿を実際に見た後は、そばにいてくれるのを感じやすくなりました。聖母マリアはいつでも、母のような、あたたかい、人を包み込むようなエネルギーを放っているのです。

ジャナが見たスカーフの色である青は、聖母マリアのトレードマークのひとつです。この本でも数多くの話を紹介していますが、聖母マリアの訪れやビジョンを体験した人たちは、美しい青色の服や光を見ることが多いのです。“コーンフラワー・ブルー”という言葉で表現されるこの色は、紫を帯びた淡い青、あるいはブルーサファイアの色と言うこともできるでしょう。聖母マリアの癒しのエネルギーはとても強いので、その輝きを目で見て、感じ取ることができます。


カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku
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