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『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-その38。

by カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku

※このシリーズでは、『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-ドリーン・バーチュー 宇佐 和通[訳]の内容を、ゆっくりと分かち合って行こうというものです。公式さまから許可を得たわけではありませんが、いつものように私の想いつき買いたいけど買えない方、また知るきっかけのなかった方に触れあって頂ければと想い、始めました。もしよろしくなければお伝えください。


奇蹟の出産――マルガリータの体験

1996年10月、マルガリータ・ゲレロは5人目の子どもを授かりました。出産予定日の前の週の金曜日、診察を受けに行ったとき、赤ちゃんの位置がおかしいことがわかりました。赤ちゃんがかなり大きかったので、帝王切開手術の可能性が高くなったのですが、マルガリータはふたり目の赤ちゃんを産んだとき帝王切開手術を受けていたので、二度目はいやだと思いました。

沈んだ気持ちで家に帰った彼女は、そのまま祈りを捧げ始めました。そしてその週末は、聖母マリアに救いを求めながら、ただ祈ることで過ごしました。イエスの母である聖母マリアなら、自分が感じている不安と恐れを理解してくれると思ったのです。

マルガリータは、聖母マリアが自分と一緒にいてくれることを心から信じ、気持ちを伝えました。そして、敬虔なカトリック信者として、子どもをメアリーと名付けることを約束しました。マルガリータは、そこで聖母マリアに対して条件を突きつけているような気持ちにとらわれたので、祈りの内容を変えることにしました。

“救いがもたらされても、もたらされなくても、子どもの名前は、メアリーかマリアにします”マルガリータは祈り続けました。そして月曜日、痛みを感じたので、朝の9時にかかりつけの産院に行きました。帝王切開手術についてもう少し話を詰めておこうと思ったのです。医師は超音波診断を行い、胎児の状態を確かめました。すでに子宮口が数センチ開いていて、すぐにでも産まれそうな状況でした。医師はマルガリータを病院に搬送しましたが、陣痛がまだ弱かったので、その日は入院して終わると思われました。

マルガリータが病室に入ったのは午前11時で、看護師が医師に電話を入れたのはその2時間後でした。子宮口が開ききった状態になったのです。それでもマルガリータは、それほど不快ではありませんでした。激しい陣痛がまったくなかったのです。

マルガリータを診察した医師は、こう言いました。

「準備ができたら、いきんでください。赤ちゃんはもう出てきています」

マルガリータは、難産になるのか医師に尋ねました。彼は「準備ができたら、いきんでください」と繰り返しました。

2回ほどいきむと、赤ちゃんが出てきました。一番信じられなかったのはマルガリータ本人です。赤ちゃんは4250gのビッグベイビーでした。マルガリータは、聖母マリアと交わした約束を夫に知らせていませんでした。病室に来た夫に、どんな名前がよいか尋ねると、夫は、「マリア・イザベルはどうかな?」と答えました。その瞬間、マルガリータは娘の出産を助けてくれたのが誰だったのかを悟りました。その日、聖母マリアはマルガリータが痛みを感じることがなく、そして帝王切開手術をすることがないよう、ずっと一緒にいてくれたのです。聖母マリアが存在し、そしてとりなしてくれたあかしは、こうしてもたらされました。マリア・イザベルを見るたび、マルガリータは奇蹟の出産を思い出すのです。

マルガリータは、美しい娘をこの世に送り出すにあたり、聖母マリアが手を貸してくれたことを知っています。妊娠から出産に至る過程が困難なとき、天使の女王である聖母マリアがそばにいて助け、癒し、そして導いてくれます。


カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku
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