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『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-その45。

by カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku

※このシリーズでは、『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-ドリーン・バーチュー 宇佐 和通[訳]の内容を、ゆっくりと分かち合って行こうというものです。公式さまから許可を得たわけではありませんが、いつものように私の想いつき買いたいけど買えない方、また知るきっかけのなかった方に触れあって頂ければと想い、始めました。もしよろしくなければお伝えください。


いちばんつらい時期に支えてくれた――シャロンの体験

お祈りを始めたのがいくつのときだったのか、なぜ聖母マリアとつながろうと思ったのか、正確には覚えていません。でも、聖母マリアのことを思うだけで安心でき、愛されている実感がもたらされ、そして守られていることがわかりました。

シャロンの家庭には、さまざまな問題がありました。喧嘩と怒声が絶えなかったのです。シャロンはとても感受性豊かな子どもだったので、自分で認め、気づくよりもはるかに大きな恐怖を強いられました。大きくなってからは、恐れる気持ちを封じ込めるのがうまくなりましたが、子どもの頃、どなり声から逃れるためにベッドルームに駆け込み、クローゼットに隠れた回数は数えきれません。

そしていつの頃からか、シャロンは聖母マリアに祈りを捧げるようになりました。誰にも話したことはありません。聖母マリアだけに祈りを捧げていることがわかってしまったら“正しい”祈り方をしていないと神さまに怒られると思っていたからです。“まちがった”方法で祈り続けていることを神さまに謝ることもありました。そんなときは、説明を忘れませんでした。シャロンは、愛と安らぎを与えてくれる聖母マリアをごく身近に感じていたのです。

何年も前、シャロンはとても困難な時期を過ごしていました。兄が亡くなり、それがきっかけでシャロン自身も体調を崩して、肉体的にも精神的にも最悪の状態に陥ってしまったのです。それまで築きあげたものがすべて崩れていくような気がしました。これではいけないと思ったシャロンは休暇を取り、癒しを得るため、自分の内側を見つめ直す決心をしました。そして再び、聖母マリアに祈って導きを求めたのです。今になって振り返ると、信念を取り戻すためには、決して大げさではなく、すべてが壊れることが必要だったことがわかります。

シャロンの体験からも明らかなように、聖母マリアはつらい時期に安らぎを与え、支えとなってくれる存在です。また、悲劇に隠されたスピリチュアルな要素を知ることも助けてくれます。親という立場にある人々が、子どもたちに祈ることを教え、生きて行く上での重要な道具を与えられることは素晴らしいのです。


カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku
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