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『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-その52。

by カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku

※このシリーズでは、『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-ドリーン・バーチュー 宇佐 和通[訳]の内容を、ゆっくりと分かち合って行こうというものです。公式さまから許可を得たわけではありませんが、いつものように私の想いつき買いたいけど買えない方、また知るきっかけのなかった方に触れあって頂ければと想い、始めました。もしよろしくなければお伝えください。


愛されているという実感で包まれる――ジョエルの体験

母親が近くにいないときも、聖母マリアが助けてくれます。ジョエル・ギルメットは、8歳のときに姉と父親と3人で暮らしていくことになりました。母親が家を出てから、ジョエルはさまざまなことで姉に頼りました。姉が自立したのは、ジョエルが13歳になったときです。父親の仕事は夜勤ばかりだったので、一人で過ごす時間が多くなりました。父親は愛情にあふれ、思いやりがあり、そしてとても面白い人でしたが、同性の家族がいないというのは寂しいものです。母が抱きしめてくれたり、キスしたりしてくれる感触がほしいと思いました。体調を崩したり、悲しくなってしまったときにはなおさらです。

ある夜、ジョエルは神と聖母マリアに向かって言葉をかけました。本当の母親は近くにいません。あまり顔を合わせることもなかったので、聖母マリアに母親になってほしいと思っていたのです。ジョエルが何かにつけて聖母マリアを頼りにするようになったのは、この夜からでした。彼女は自分が子どもを産んだ後も助けを求め続けました。やがて、長女が別の街にある学校に通うため一人暮らしをすることになりました。ジョエルが住んでいた街には、良い学校がなかったのです。長女が出て行った日の夜、ジョエルは泣きながら神と聖母マリア、そしてイエス・キリストに言葉をかけ続けました。

愛されている、という実感で体全体が包まれる瞬間は突然訪れました。聖母マリアとイエス・キリストの姿がジョエルの心の目に映ります。ふたりは、両側からジョエルの体を抱きかかえ、ひと晩中慰めてくれました。優しく抱きしめられた感覚は、いつまでも忘れられないものとなりました。

それ以来、ジョエルはベッドサイドにピンクのバラを飾っています。もちろん、今でも聖母マリアに言葉をかけ続けています。常に耳を傾けてくれることを確信しているからです。

“聖母マリアはいつもそばにいてくれる”

この信念が、子ども時代から大人になるまで、ジョエルの存在の土台となりました。母親との関係がどんな状態にあっても、聖母マリアは誰でも育んでくれます。


カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku
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