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『大天使からのメッセージ 天界のメッセンジャー・ガブリエルとの出会い』-その3。

by カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku

※このシリーズでは、大天使からのメッセージ 天界のメッセンジャー・ガブリエルとの出会い』-ドリーン・バーチュー 宇佐 和通[訳]の内容を、ゆっくりと分かち合って行こうというものです。公式さまから許可を得たわけではありませんが、時間が余ったので買いたいけど買えない方、また知るきっかけのなかった方に触れあって頂ければと想い、始めました。もしよろしくなければお伝えください。


ユリとトランペット

大天使はそれぞれ、役割を示す象徴を持っています。たとえば、恐れに打ち克つ大天使ミカエルは剣を手にしています。ラファエルの象徴は魚です。これは『トビト書』で魚から作った軟骨で盲目の老人を癒したことに由来します(ラファエルはこのとき、癒しの祈りも捧げました)。

ガブリエルの象徴は、銅のトランペットと白いユリの花です。トランペットはメッセージを伝え、人間の意識を向かせるための道具です。ガブリエルのトランペットは“審判の日”を告げるために使われると考える人もいるようですが、これは聖書が書かれてから何世紀も後に生まれた伝承にすぎません。15世紀の絵画、あるいはミルトンの『失楽園』などよく知られた文芸作品が関係しているでしょう。

ガブリエルは、長い茎がついたユリの花を手にした姿で描かれることがよくあります。ユリは純粋と信念を表す花です。聖母マリアの謙虚さでもあるので、聖母マリアとのつながりを示すためにユリの花を手にしているとも言えるでしょう。花びらが3枚のユリの花は三位一体を表し、ヨーロッパでよく使われる紋章“フルール・ド・リス”の基となっています。

ミッシェル・ラッキーは、ユリの花とガブリエルに関する自分の体験を話してくれました。

当時の私はヨガセンターの講師を辞めたばかりで、大きなストレスにさらされる日々を過ごしていました。頭の中が混乱するばかりで、新しい仕事がどうなるのか、まったくわからない状態でした。

ある日、食料品店に行っていたときのこと、夜遅くだったので、コーヒー売り場は閉まっていて、椅子が全部机の上に乗せられていました。ふと立ち止まると、テーブルの上に、長い茎のままの花が置かれていました。ガブリエルを描いた絵で見るのとまったく同じ形です。

レジに向かいながら、なぜあんなところに花が置かれているのだろうと考え続けていました(花は、そのままにしておきました。花売り場から持ってきてしまったと思われたくなかったからです。俗っぽい考え方にとらわれてしまいました)。レジの列に並びましたが、どうしても気になって戻ってみることにしました。でも、もうテーブルの上に花はありません。あまりにも不思議でした。

花がどうなったのかはわかりませんが、あの夜以来、私にとって聖なるものの象徴となりました。同じ花を目にする度に、深い絆を感じるようになったのです。今は癒やしの花の瞑想をするときに思い浮かべていますが、効果を実感できます。それに、大天使ガブリエルを思い出させてくれます。あの夜の出来事には心から感謝しています。聖なる存在をしっかりと感じ取るための贈りものだったに違いありません。

聖書には、ガブリエルのトランペットに関する記述はありませんが、絵画や文学作品では、メッセージをもたらす大天使であるガブリエルの象徴となっています。ガブリエルは2種類の聖書外典(バビロン崩壊など歴史的・黙示録的な出来事について記された『ダニエル書』と『エノク書』)に登場するので、多くの人々がガブリエルのトランペットには“時の終わり”を告げるものであると考えるようになったのでしょう。『ミドラシム』にも同じような記述があります。

こうした悲観的な解釈は注意を喚起しやすく、人々の意識が来るべきメッセージに向きやすいということなのでしょう。でも、ガブリエルの役割は、時の終わりにもたらされる終焉の予言ではなく、新しい始まり(洗礼者ヨハネとイエス・キリストの誕生)を告げることの方が大きいのです。

ガブリエルの性別

ガブリエルの性別については、推論と議論がさかんに行われています。ガブリエルは男性天使か、それとも女性天使なのか? 旧約聖書とコーラン、そして死海文書では男性だけの固有名詞が使われています。しかし、受胎告知を描いた絵画では女性の姿で表現され、女性の服を着ています。この本では、波うつ長い髪をして優雅なドレスを身に着けた天使の絵を紹介しています。鎧を着た屈強な男性の姿で描かれる大天使ミカエルの姿とは対照的です。

結論から言えば、天使に人間のような性別はありません。性別を感じさせるような造りの体ではないのです。ただ、それぞれに男性らしさや女性らしさを感じさせる資質や得意分野があります。天使は物理的な存在ではないので、私たち人間を怖がらせないよう、さまざまな姿で現れます。

デンマークのコペンハーゲン出身の女性が自分の体験について語ってくれたことがあります。ある日とても具合が悪くなったので病院に行き、待合室で待っているとき、すぐ隣に何かがいるのを感じました。顔をあげると、そこに男性の天使が座っていて、こう言ったそうです。

「私の名前はガブリエル。あなたを守護している天使のひとりです。体のことは心配しないでください。完全に治ります。あなたには、4人の天使がついています」

そして彼女は、4人の天使のビジョンを見ました。心が落ち着き、ほっとした彼女は、ガブリエルと名乗った天使が言ってくれたように、すぐによくなったそうです。

数年後、眠る前に瞑想をしていた彼女は、美しい女性天使のビジョンを体験しました。この天使もガブリエルと名乗ったそうです。前に会ったときは男性の姿だったことについて尋ねると、“訪れを受ける人にとって助けとなるような姿で現れる”という答えが返ってきました。彼女へのガブリエルの救いの手は、音楽と文章を媒体として今も続いています。


カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku
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