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『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-その69。

by 寺口 巧(てらぐち たくみ)-カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku

※このシリーズでは、『マリア あなたを包む愛の奇蹟』-ドリーン・バーチュー 宇佐 和通[訳]の内容を、ゆっくりと分かち合って行こうというものです。公式さまから許可を得たわけではありませんが、いつものように私の想いつきで買いたいけど買えない方、また知るきっかけのなかった方に触れあって頂ければと想い、始めました。もしよろしくなければお伝えください。


立ち続けに現れたサイン――フランカの体験

フランカ・ティラロンゴはある日、友人からCommunity Association for Riding for the Disabled(CARD=障障害者のための乗馬地域自治会/特別な支援が必要な人のために乗馬による治療を提供する施設)という団体の存在を教えられ、ボランティア活動をしようと思い立ちました。自分の子どもに発達遅延から来る自閉症傾向があったので、フランカはハンディを背負った人たちのために働くことが自分の存在意義であると感じていました。
そして、驚くことにごく短い期間で3人立て続けにCARDのボランティアに出会いました。3人目に会ったときには、さすがに鳥肌が立ったそうです。それでもフランカは、他にもボランティア活動ができる団体があるのではないかと思い、じっくり考えていました。そして、正しい選択ができるように導きを求め、祈りを捧げました。
ある朝、目が覚める直前まで、フランカは夢を見ました。カナダのトロントにあるホランド・ブロアービュー小児リハビリテーション病院にいる夢です。場面は、この病院でボランティアをしている女性と会っているところです。窓の外を見ると、家に一人でいる娘の姿が見えました。話の途中で外に駆け出てそばに行くと、娘は隣の家との境界線にあるフェンスに立っていました。
すると突然フェンスがなくなり、美しい裏庭が広がっていきました。フランカは色とりどりのモザイクタイルが敷き詰められた小道に出て、ふたつに分かれるところまで歩いていきました。分岐点まであと少しというところでふと下を見ると、モザイクの上に、幼子イエスを抱く聖母マリアの姿が描かれていました。そこで場面は家に戻りました。門がほんの少しだけ開いています。
この夢は、フランカにとって大きな意味を持っていました。夢で見た女性は、小学校2年生の時に習ったスロベニア人の先生でした。教わってから26年後、この女性とばったり出会ったことがあります。場所はブロアービュー病院で、夢を見る何ヶ月か前の出来事です。フランカは自分が弁護士であること、そして、特別な支援が必要な子どもたちと関わることができる仕事をしたいということを伝えました。その過程として、ブロアービュー病院でボランティア活動をしようと思っていたのです。ちなみに、このスロベニア人女性教師の名前はマリアでした。
いずれにせよ、聖母マリアがチャンスを与えてくれていることはまちがいありません。フランカ自身も健康問題を抱えており、馬が好きだったので、結局はCARDを選ぶことにしました。馬は大きな癒しを与えてくれる動物です。フランカは、一連の出来事の意味を知りました。大好きな動物と子どもたちといつも一緒にいることができ、役に立つのが楽しくて仕方がないのです。


聖母マリアは、フランカが馬と一緒にいられるようにしてくれました。この選択がフランカにとって、最大の意義と幸福をもたらしてくれるものだったことは言うまでもないでしょう。聖母マリアは、世界の子どもたちを救う仕事と、それを目指す人たちを結び付けることが得意です。子どもたちと関わる仕事をしたいと思ったら、聖母マリアに協力を頼みましょう。
聖母マリアは、私たちが捧げる祈りに対してしるしやビジョンを示し、応えてくれます。これについては、次の章で詳しく述べることにしましょう。


寺口 巧(てらぐち たくみ)-カウラーキー(kouraku)with新生クラヴァー&新生terataku
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